海の見える街

フランス・フランス語好きの社会人受験生による備忘録。2017年春ニース語学留学・プロヴァンス地方一人旅の記録、短期留学後の日常、長期留学に向けてのあれこれ。「自分が楽に生きられる場所を求めたからといって後ろめたく思う必要はありませんよ。サボテンは水の中に生える必要はないし、蓮の花は空中では咲かない。シロクマがハワイより北極で生きるほうを選んだからといって、だれがシロクマを責めますか」(梨木香歩「西の魔女が死んだ」)

ジップロックは物事をわかりやすくしてくれる

旅が好きな理由の一つに、旅行鞄がある。旅行鞄は、物事をわかりやすくしてくれる。私が生活するのに何が必要か、残酷なまでにはっきりわかる。(江國香織「旅行鞄」)

 

出発3日前。丸3日かかって、衣類や生活雑貨などの買い出しがようやく終わる。

 

機内持ち込み液体物用のジップロックには、コンタクトレンズ・レンズケース・保存液・目薬・ハンドクリーム・制汗スプレー・精製水のスプレー・日焼け止め・BBクリーム・マスカラ・アイライナー……。液体物だけでこんなに?

 

持ち込み制限をオーバーするから泣く泣く諦めるけれど、ほんとうは化粧水や化粧液だって肌身離さず持っていたい。肌の手入れと化粧は一つの礼節であり、世界に対する武装であるのだから。

 

江國香織の言うように、旅行鞄、私の場合はジップロックにものを詰めていくことによって、物事がわかりやすくなった。世界に対して自身がささやかな戦意を持っていることとか。あと、私の日常生活には国土交通省の定めるところの液体物が欠かせないこととか。身近な液体物は空の上ではだいたい危険物になり得ることとか。

 

自身の身体の60%が水分でできていることを思い知りつつ、基礎化粧品や入浴セットなどは預け入れ荷物へ。ちなみにリップクリームや口紅は固形物扱いで機内持ち込み可。

どうかロストバゲージしませんように。

 

中身を書いたマスキングテープをそれぞれのポーチに貼って、小物の整頓は完了。

 

明日は現地で着る衣類の選び出しとパッキングをする予定。


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