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海の見える街

フランス・フランス語好きの社会人受験生による備忘録。2017年春ニース語学留学・プロヴァンス地方一人旅の記録、短期留学後の日常、長期留学に向けてのあれこれ。「自分が楽に生きられる場所を求めたからといって後ろめたく思う必要はありませんよ。サボテンは水の中に生える必要はないし、蓮の花は空中では咲かない。シロクマがハワイより北極で生きるほうを選んだからといって、だれがシロクマを責めますか」(梨木香歩「西の魔女が死んだ」)

フランス、切符の刻印の話

フランスの駅には日本にあるような自動改札機がない。ホームにある黄色い刻印機に切符を挿入し、自分で切符に刻印する。
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切符の端を機械に噛ませるとすぐにピッ!と電子音がして終了。これで大丈夫か不安になるほど簡単!TGVでは車掌さんが車内をまわり、切符に乗車駅のコードが捺されているか機械で読んで確認していた。いわゆる「切符を拝見します」。ちなみにインターネットでの予約などで切符が存在しない場合などは携帯端末を見せてコードを読んでもらう。反対側の列のお兄さんがスマホの画面を検札(?)してもらっていた。

 

乗車前の刻印を忘れると不正行為として係員に厳しく咎められる。 ニース・ヴィル駅までトラムに乗ったとき(トラム車内にも黄色い機械がある)、Jeannetteに聞いたら「切符を機械に通すのは乗るときだけ。降りるときはいらない」とのことで、乗るときはみんな刻印していたけれど、確かに降りる人は刻印せずに車外へ出ていた。というわけで降車後は不要らしい。

けれど万一何事かあったら困るので、マルセイユTGV降車後にも一応ピッ。モンペリエへの乗り継ぎ前にピッ(日本でJRから私鉄に乗り換えるとき改札を通るように必要かなあ、と迷いつつ)。モンペリエまでに検札はなし。なんか怖いのでモンペリエで降車後も一応ピッ。

よし、問題なし。

 

というわけで、日本の鉄道であれば改札で回収されてしまったはずの今日の切符を、私はまだ持っている。路線や切符によっては5日間乗り放題パス、7日間乗り放題パスなど連続して使えるものがあるので紛失注意(そして刻印の有無が判明して不正が発覚すると大変なので、乗車前の刻印は忘れずに)。

 

改札がない→切符がなくてもホームに入ることはできるので、親しい人のお見送りをするときは車両のドアの傍らまで連れ添い、別れを惜しむことができる。Jeannetteは私の乗る列車がどれか、乗る車両は正しいかホームで一緒に確認してくれた。
 (改札がないこのシステムでは、切符がないまま無賃乗車をやろうと思えばできてしまうのだけれど、そこは乗客の良心に任せられている。良識ある大人は不正行為はしない。トラムの乗客を見てもみんなしっかり切符を持っていた)。

 

明日はトラムに乗る…のかなあ。大学を見ずにトラムでモンペリエをぐるっと→エクス移動もよさそうに思えてきた…。