海の見える街

フランス・フランス語好きの社会人受験生による備忘録。2017年春ニース語学留学・プロヴァンス地方一人旅の記録、短期留学後の日常、長期留学に向けてのあれこれ。「自分が楽に生きられる場所を求めたからといって後ろめたく思う必要はありませんよ。サボテンは水の中に生える必要はないし、蓮の花は空中では咲かない。シロクマがハワイより北極で生きるほうを選んだからといって、だれがシロクマを責めますか」(梨木香歩「西の魔女が死んだ」)

無事帰国、そして花冷えと体調不良

日本時間4月10日17時過ぎ、ドバイ発成田行の飛行機が無事に成田空港第2ターミナルへ着陸。

迎えに来てくれていた両親と到着ロビーで無事に合流。まずはフランスでお世話になったJeannetteとMarcに、次いで今回の留学でお世話になった日本の人たちに帰国の報告。みんな安心し、喜んでくれた。

 

到着ロビーで某テレビ番組のクルーがロケをやっていた。同じ便で日本に来たらしい外国人にもインタビュー。せっかくなのでフランスのスーパーで買ったキャンディ bonbon をほんの気持ち程度に差し入れし、スタッフさんと記念撮影。毎週楽しみにしている数少ないテレビ番組なので、いい思い出になった。
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帰国してほっとすると同時に、フランス語や英語が自然と耳に入る環境でなくなってしまったことに対して寂しさも。フランスで撮った写真を見返しては、現地での体験を思い返して涙ぐんでいる。

 

フランスにいる間は一切、両親をはじめ友人ともSkype等で会話をしなかった(心配性の母親のためにメッセージはLINEでこまめにやり取りしていた)。なので一週間ぶりに日本語が話せるようになった途端、堰を切ったように言葉があふれ出し、空港から帰宅するまでの数時間、私は一睡もせず瞬きすら忘れたような調子でフランスでの出来事を喋り続けた。帰宅後に母と向かったスーパー銭湯でも、まさに風呂桶からこぼれる湯水のごとく日本語で喋り続けた。時間的には少なくとも3時間。もしかしたらニース〜ドバイ間のフライト時間である約4〜5時間にも匹敵しただろう。

 

だって一週間、最低限中の最低限のフランス語(必要に応じて英語)しか話すことができず、「話したいことも、話そうという意思もある。なのに言葉がうまく扱えないせいで思うように話せず、とにかくもどかしい」毎日だったのだ。

 

そんなわけで、帰国後に喉を酷使したこと、冬のように冷たい雨が降った帰国翌日11日の寒さと南仏の気温差、そして心身の疲れのせいで、11日朝から見事に体調を崩している。

風邪ソムリエの私の見立てでは、間違いなく喉からきた風邪。軽い悪寒と発熱、倦怠感、節々の軽い痛み。鼻詰まりと鼻水、ときどき軽い咳。体温は平熱より約2度高い。けれど食欲はあるし気分の不快感もないので、一応は上気道感染用の薬を飲んで様子を見つつ、栄養と水分を十二分に摂って休養あるのみだろう。

 

どちらかといえば病弱な体質なのに向こうでは一切体調を崩さなかった。お通じも正常。ドバイ〜成田間の帰国便機内で若干めまいがしたものの、頓服薬と短時間でも眠れたおかげで成田まで乗り切れた。

何であれ無事に帰国できてよかった、よかった。

 

フランスへ出発した1日にはまだまだつぼみの多かった桜も、帰国したときには満開。11日の雨で散ってしまった花もあるけれどまだまだ楽しめる。「花冷え」だとか「桜流し」というとてもうつくしい日本語があることを、布団の中で寒さに震えながら思い出した。

 

今夜は親類関係に配る予定のフランス土産をネットでポチッと注文。現地の空港の免税エリアで購入したていで。

いや、ニース空港の免税エリアは想像より広かったし実際にいくつか贈答用のお菓子を買った。でも、そんなに何軒分も買う気力や持ち運ぶ体力がなかったんだよ…。

 

注文したお菓子は日本の旅行代理店が輸入しているものなので数日中には届く模様。やったね!日本語の輸入者シールは忘れずに剥がすこと。